「内視鏡とは」の記事で、内視鏡にはさまざまな種類があると説明しました。

その中でも比較的新しいカプセル型内視鏡について紹介します。

不可能を可能にした技術

長さ1cm程度の小さなカプセルに小型カメラが入ったカプセル型内視鏡は、従来の内視鏡とは違い、完全に飲み込み肛門から排出することを想定したものです。体内を通過中に画像を撮影し、データを受信機に送信します。体内から排出された後は使い捨てとなります。

これによりそれまで不可能だった小腸の観察が実現しました。

最初のカプセル型内視鏡は、イスラエル政府の研究機関によって1994年に開発されました。その後各国が改良を重ねようと研究を進めています。日本ではアールエフ、オリンパスといった企業が研究を手がけており、2008年から販売が開始されています。